ネットワーク・メディアが足りない

[俺たちがメディアだ!m9(`・ω・´)ビシィッ!! ] - まるでダメなオッサンの日常」の企画会議(という名のオフ会)に行ってきました。
結局、夜を徹して語り合った(?)のですが、その日以来体調を崩してしまって、放送もブログ更新もできませんでした。申し訳ありません。
自分の中にある生活リズムが崩れてしまうと、体調まで崩れてしまう。着々と進む加齢を実感する今日この頃です(笑)。


さて、企画会議の感想なのですが、以外というべきか、様々な方々が参加されていて、実現にむけて手ごたえを感じました。
映像関係や文筆のお仕事をされていた方、○○クリエーターなど、実際に「物を作る」ことに関わった経験をお持ちの方々とお会いできたことは、非常に励みになります。
そして何より「実際に集まれた」ということ自体が、企画実現への実績ではないでしょうか。


以前にも書きましたが、「視聴者が参加できる、多チャンネルを使った、リアルタイムでの表現」という目的は、「人」と「脚本」さえあれば、とりあえず成立するわけで、今回集まった16人でも、やろうと思えばできるわけです。
ただ、「俺たちがメディアだ!」なんて大風呂敷を広げている以上、できるだけ規模は大きなものにしたい。
さらに僕のイメージでは、求められるものは「作品性」ではなく「共有性」ですから、関わる人間が多ければ多いほど、そのエンターテイメント性は高まるわけです。(逆に言うと、少数発信では既存メディアと差別化できず、「共有性」が成立しえない。)


となれば、とにかく関わる人間を増やさなければならない。
ですが、誰でもいいというわけでもなくて、賃金も対価も存在しない表現だからこそ、「交通費を使ってでも参加したい」「有休を使ってでも表現したい」という、能動的な欲求が必要になってくるわけです。「近ければ参加する」ではダメなんですね。

そんなわけで、一両日中に開催地(ロケ地)と、大体の日時を決定したいと思います。
まだわかりませんが、社会人でも学生でも休みが取りやすいであろう8月、場所は、「山荘」要素と三大都市圏からの距離を鑑みて、長野県での開催を構想中。


全国から参加者を募りたいのですが、とりあえず4月29日に大阪で、また企画会議(という名のオフ会)をやろうかと思ってます。
できれば名古屋でもやりたいのですが、まだ未定。九州や北海道にも本当は行きたいのだけれど、ちょっと厳しそうですね。


もし、僕が行けない地方でも、企画の賛同者がいれば、それぞれやってくれても面白いんじゃないかと思います。
たとえば配信当日、地理的に参加できない地方でサブストーリーが作れたら、それが本筋に影響するようなエピソードだったら・・・ちょっと話が大きくなりすぎかもしれませんが、「ネットワーク・メディア」って、そういうことが出来てこそ言えるのではないでしょうか。
ここはまた、「次世代のスピンオフだ!」とでも大言壮語しておきましょうか(笑)


ともあれ、大阪での企画会議、まだ先ですが、一体どれだけの人数が集まるんでしょうか?
東京は初回で16人でした。ノリがよくて人間味に溢れる関西圏でやれば、当然、東京よりも人が集まるはず?、僕は期待してます。



ニコ生でやりたいこと


ニコ生の本質は「共有感」だ「自己充足」だと、散々言ってますが、個人的に「もっとネットワーク的な部分があってもいいのでは?」と感じます。
某所では、「馴れ合い」「スカイプ厨」という批判も多々見受けられますが、それは「自己充足」の部分が大きすぎるから、視聴者にとってつまらないわけで、情報の受け手を意識した「馴れ合い」「スカイプ厨」であれば、なんら問題はないわけです。


初見にも配慮しつつ、有名放送者同士がスカイプで対談すれば、企画として十分成り立つわけですし、放送者同士の諍いも、見てる側としては面白い。
面白いと思う人間がいて、エンターテイメントが成立するならば、それはある種の「共生関係」であって、「馴れ合い」としか言いようがないわけです。


僕が企画した「ニコ生論壇」をはじめ、yakinasu氏の「ニコ生大学」等、他放送主と関わることで放送者が「質」を意識し、結果としてコンテンツ全体の底上げにつながる可能性を持っています。
試みとしての「馴れ合い」は十分成功しているし、これからも続けることで、「馴れ合い=悪」の、2ちゃんねる的バイアスは克服していけると思っています。


そんなわけで、僕がこれからニコ生でやってみたいことを羅列。


「ニコ生新人賞」
コミュニティレベルや、参加人数等で制限した、新人放送者によるコンペティション。「雑談」「モノマネ」「お絵かき」「ゲーム実況」など、ジャンル分けがあれば面白い。審査員は「有名放送者4名+コメント投票」等にすることで、視聴者も審査に参加でき、かつ組織票を防ぐ。ていうか運営がやれ。


「ニコまで生テレビ」
朝まで生テレビ」のパクり。個人的には時事問題より、くだらないことを討論したい。スカイプでの討論は技術的に難しいので、実際に場所を設けてやりたい。ただ、アンケートくらいにしかコメントを活用できないことが難点か。そのかわりメールで視聴者からの質問を受ける時間帯をつくる。30分で区切れることも、議論を過熱させない点で有効。


「ニコ生スポーツ」
以前、モーニング娘などがフットサルの興行(?)をしていたが、ファンは「スポーツそのもの」が観たいわけではなく、「スポーツをしているタレント」を観にいく。これと同じように、ある種タレント化している放送主が参加すれば、エンターテイメントは成立する。


「ニコ生の野望」
多人数参加型の戦略シュミレーションゲームで、放送者同士が陣営を決め(東軍、西軍など)、協力や造反しながら競い合う。多チャンネル、リアルタイム配信の特徴を生かせる放送。視聴者による「スパイ」「情報収集」なんて要素も面白いのでは。


「Jリーグ・リアルタイムショー」
個人的に一番やりたいのはこれ。国内サッカーファンの間には「アウェイ遠征」の文化が存在し、コアなファンは当然のように全国を巡る。イーモバイル等で各スタジアム周辺でのリポートや、ファンにインタビューできたら面白い。サッカークラブは全国にあるのだから、各ファンが同時刻に放送できれば尚いいのでは。ただし、権利関係には注意。おそらく、これは実行します。


と適当に出しましたが、面白いと思うものがあれば、皆さん是非勝手にやってください。
ネットにあげたアイデアなんて、ネット利用者の共有物です。ただの思いつきが、誰かの手で実現したら素敵ですよね。他力本願ってわけじゃないですよ?(笑)。